本記事ではこのような人に向けて、「【初心者向け】誰でもかんたんNFTの始め方」を解説します。
この記事を読めば、初心者の方でも最短最速で簡単に作品をNFTとして販売することができます。
最初は大変かもしれませんが、乗り越えれば後は楽です。
あなたの一生懸命作った作品をたくさんの人に見てもらうためにも頑張りましょう。
なお、この記事はNFTを作って販売したい”クリエイター(出品者)”向けの記事です。
「NFTを購入したい!」という人はこちらの記事がおすすめです。
この記事で分かること
- NFTを販売するまでの手順
- NFTアートを売るためのコツ
- NFTを販売する際の注意点
NFTの種類
では、NFTとして何が販売できるのか紹介します。
「そもそもNFTって何?」という人はこちらの記事を参考にしてください。
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参考【図解】NFTとは何?仕組みや将来性を徹底解説【初心者OK】
続きを見る
- イラスト
- 写真動画
- 音楽
- その他デジタルデータ
これらが販売することができます。
その他デジタルデータとは、例えば「ツイート」だったり、ゲームのアイテムだったり様々です。
ぶっちゃけ、デジタルデータはNFT化することが可能です。
NFTアート販売までの流れ
イラストをNFTとして販売する手順がこちら。
NFTアート販売までの手順
- 取引所口座開設
- イーサリアムの購入
- ウォレットを作る
- ウォレットにイーサリアムを送金
- 作品を作る
- マーケットプレイスに登録
- 作品を販売
順番に解説します。
NFTアート販売までの流れ|手順①:取引所で口座開設
まずは、仮想通貨取引所で口座開設をしましょう。
「え?売る側なのに仮想通貨が必要なの?」と思ったかもしれません。
結論、必要です。
出品者も取引の際に「ガス代」と言われる手数料を払わないといけないからです。
ガス代がかかるタイミング
- 作品を出品する時(今は0円!)
- オファーを受け入れる時
- 凍結保存(IPFS)する時
- エアドロップ(Giveaway)する時
- 価格を変更する時
- 定額販売をキャンセルする時
- オークションをキャンセルする時
ガス代は様々な場面でかかり、仮想通貨で支払う必要があるのです。
ガス代は常に変動しており、取引量が多いほど高騰します。
実際にいくらくらい必要なのかはこちらの記事を参考にしてください。
取引所はどこでもいいOKです。
おすすめは「コインチェック」か「ビットフライヤー」です。
今回は初心者でも使いやすいコインチェックにしましょう。
口座開設の詳しい手順はこちらの記事で解説しています。
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参考【初心者向け】コインチェックの口座開設方法を画像付きで解説【かんたん5分】
続きを見る
NFTアート販売までの流れ|手順②:イーサリアムの購入
次はコインチェックにてイーサリアム(ETH)を取引所で購入しましょう。
NFTの取引はイーサリアムが主流で、先ほど紹介したガス代の支払いもイーサリアムでします。
イーサリアムの購入方法はこちらの記事を参考にしてください。
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参考コインチェックでイーサリアム(ETH)を購入する方法【かんたん3ステップ】
続きを見る
NFTアート販売までの流れ|手順③:ウォレットを作る
次はウォレットを作成します。
ウォレットとは仮想通貨の取引をするためのネット上の財布です。
ウォレットにも種類がありますが、メタマスクが人気でおすすめ。
下のURLからインストールしてください。
→MetaMask(メタマスク)公式サイト
インストール時の注意
メタマスクのメリット・デメリット、設定方法はこちらの記事にまとめました。
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参考【初心者OK】メタマスクとは?メリット・デメリット、設定方法まで解説
続きを見る
NFTアート販売までの流れ|手順④:ウォレットにイーサリアムを送金
次にコインチェックで購入したイーサリアムをメタマスクに送金します。
手順はこちらです。
送金の手順
- メタマスクのアドレスをコピー
- コインチェックでアドレス登録
- メタマスクへ送金
送金先を間違えると、仮想通貨は返ってこないので、慎重に行いましょう。
詳しい送金手順はこちらの記事を参考にしてください。
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参考【初心者向け】コインチェックからメタマスクへイーサリアムを送金する方法【かんたん4ステップ】
続きを見る
NFTアート販売までの流れ|手順⑤:作品を作る
次は作品を作っていきましょう。
今はイラストを簡単に作成できるアプリやソフトがあります。
おすすめのイラスト作成アプリはこちらの記事を参考にしてください。
また、サイズや人気のデザインに関してはこちらの記事を参考にしてください。
NFTアート販売までの流れ|手順⑥:NFTマーケットプレイスに登録
次は、NFTとして出品するためにマーケットプレイスで登録をしましょう。
今回は世界最大にマーケットプレイスである、「OpenSea(オープンシー)」に登録する手順を解説します。
OpenSeaの設定方法
- OpenSeaの公式サイトにアクセス
- アカウント開設
- メタマスクを接続
- プロフィール等の設定
このような手順です。
こちらの記事でOpenSea(オープンシー)の登録方法を解説しています。
NFTアート販売までの流れ|手順⑦:作品を販売
最後にOpenSeaに出品してNFTを販売しましょう。
作品の出品方法
- OpenSeaにアクセス
- コレクションを作成
- コレクションの情報を登録する
- 作品をNFT化して登録する
- NFTの販売設定をする
この手順です。
英語も多く、最初は難しいかと思います。
こちらの記事でOpenSeaでの作品の出品方法を詳しく解説しています。
以上でNFTの始め方【出品編】を終わります!
NFTアートを売るためのコツ
このように人に向けて、売る時のコツを紹介します。
NFTアートを売るためのコツ
- イーサリアムチェーンで出品する
- 自分に合ったマーケットプレイスを選択する
- トレンドを押さえる
- コンセプトを統一する
- ロードマップを作る
- 付加価値を付ける
- SNS宣伝する
過去に僕はなにも考えずに、アートを描いて出品したことがありました。
当然売れなかったです。
冷静に考えて、一般人が作った絵が売れるわけないですよね。
売るためには頭を使う必要があります。
一般人がNFT売るための戦略をこちらの記事にまとめました。
NFTを始める時の初期費用は?
2022年10月現在、OpenSeaを利用した場合、初期費用は0円です。
ただし、出品後に「ガス代」がかかります。
ガス代がかかるタイミング
- 作品を出品する時(今は0円)
- オファーを受け入れる時
- 凍結保存(IPFS)する時
- エアドロップ(Giveaway)する時
- 価格を変更する時
- 定額販売をキャンセルする時
- オークションをキャンセルする時
ただし、イーサリアムをコインチェックからメタマスクに送金する際に送金手数料(1,000円:2022年現在)がかかります。
ガス代は一定ではなく、取引が集中していると高額になります。
ガス代のかかるタイミングと安くする方法についてはこちらの記事にまとめました。
合わせて読んでみてください。
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参考【2022年最新】NFTでかかるガス代はいくら?安くする方法も解説【OpenSea】
続きを見る
【要チェック】NFTの注意点は?
NFTを販売するにあたり、注意点をまとめたので参考にしてください。
NFT販売の注意点|法整備ができてない
日本はNFTに関する法整備ができていません。
NFTは有形物ではなくデータ(無形物)なので、著作権の有無や所有権の対象になるのか、など不明確な点が多いです。
日本では2022年1月にNFT戦略について言及したホワイトペーパーを公開したので、これから法整備が進んでいくでしょう。
NFT販売の注意点|手数料が高騰しやすい
NFT取引をする際にはガス代と言う手数料がかかります。
ガス代は一定ではなく取引量が増えることで高騰します。
一時期は初期のガス代が1万円を超えることもありました。
OpenSeaは初期費用は0円ですが、「ガス代には注意!」と心に止めておきましょう。
NFTはどこで販売するのがいい?
NFTの取引をするサイトを「マーケットプレイス」と言います。
今回は、世界最大の「OpenSea(オープンシー)」を紹介しましたが、その他にもあります。
海外のNFTマーケットプレイス
- OpenSea
- Rarible
- SuperRare
- Nifty Gateway
- Foundation
- Enjin MarketPlace
日本のNFTマーケットプレイス
- Adam by GMO
- コインチェックNFT
- SBINFT Market
- LINE NFT
このようにマーケットプレイスは国内外でいくつもあります。
しかし、一般人でもNFTを作成して販売できて、かつ市場が大きいのは「OpenSea」です。
だから、初心者の人はまずはOpenSeaでNFTを販売するのがおすすめです。
こちらの記事にNFTマーケットプレイスをまとめました。
まとめ:NFTの始めてみよう
さて今回は、「【初心者向け】誰でもかんたんNFTの始め方~出品編~」紹介しました。
WEB3.0では、誰でもクリエイターになれる時代です。
そしてNFTはWEB3.0を代表するテクノロジーで、これから盛り上がっていくことが期待されます。
今うちにNFT始めて、WEB3.0の世界に慣れ親しんでおきましょう!
NFT購入方法についてはこちらの記事にまとめたので、合わせて読んでみてください。