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【失敗談】初心者がNFTアートを売るための8つの戦略


NFTアートを売りたいけど、本当に売れるのかな…?売るための戦略を知りたい!


本記事ではこのような人に向けて、「初心者がNFTアートを売るための8つの戦略」を解説します。

8つの戦略を押さえれば、たとえ初心者であっても購入してもらえる可能性がグッと上がります。



僕自身、絵が好きでNFTアートを作成して出品しましたが、全く売れませんでした…

なぜなら、無名の一般人でしかも戦略も何も考えていなかったからです。



この記事では僕のNFTアートの失敗談と成功例から、どうすれば初心者でもNFTアートが売れるようになるのか紹介します。



初心者がNFTアートを売るための8つの戦略


初心者がNFTアートを売るための8つの戦略がこちら。

8つの戦略

  1. イーサリアムチェーンで出品する
  2. 自分に合ったマーケットプレイスを選択する
  3. トレンドを押さえる
  4. コンセプトを統一する
  5. ロードマップを作る
  6. 付加価値を付ける
  7. 価格を調整する
  8. SNS宣伝する


順番に解説していきます。



NFTアートを売るための8つの戦略|①イーサリアムチェーンで出品する


出品は「イーサリアムチェーン」を利用することをおすすめします。

なぜなら、最もユーザー数や流通量が多く、メジャーなブロックチェーンだからです。


初心者にとって1番大事なことは、作品を一人でも多くの人に見てもらうことです。

たくさんの人に見てもらえれば、購入される可能性も上がりますからね。


イーサリアムで出品すれば、たくさんの人に自分の作品を見て、知ってもらえます。


他にはPolygon(Matic)などありますが、ユーザー数や作品数が、イーサリアムに比べて少ないです。

まつ
僕はPolygon(Matic)で出品してましたが、ダメでした!



注意点:ガス代


イーサリアム上で取引をする場合、ガス代と言われる手数料がかかります。

ガス代は変動しており、取引が集中するほど高額になります。


ガス代がどれくらいかかるかはこちらの記事を参考にしてください。

参考【2022年最新】NFTでかかるガス代はいくら?安くする方法も解説【OpenSea】

続きを見る



一時期は1万円以上もかかっていたので、イーサリアムチェーンを利用する時は気をつけましょう。



NFTアートを売るための8つの戦略|②自分に合ったマーケットプレイスを選択する


NFT売買をするマーケットプレイスはいくつかあります。

最も有名なのが「OpenSea(オープンシー)」で、海外の人も利用しています。


その他には以下のマーケットプレイスがあります。

海外のNFTマーケットプレイス

  • Rarible
  • SuperRare
  • Nifty Gateway
  • Foundation
  • Enjin MarketPlace



日本のNFTマーケットプレイス

  • Adam by GMO
  • コインチェックNFT
  • SBINFT Market
  • LINE NFT


※全てのマーケットプレイスで自分の作品を出品できるわけではありません。

例えばコインチェックNFTは、ゲームのアイテムやトレカなど取り扱いタイトルが決まってます。



どこで出品するのかは大事なポイント。


日本人だから日本のマーケットプレイスがいいのかと言ったらそうではありません。

日本は海外ほどNFTが浸透していないし、「怪しい」「危険」という印象がまだ強いです。


それなら海外の大きなマーケットプレイスを利用するのがいいでしょう。


出品時や交渉の際は英語で設定しないといけないなどデメリットもあります。

ですが①と同じで、作品を多くの人に見てもらえるので、購入してもらえる機会は増えます。

まつ
OpenSea(オープンシー)で出品するのが無難!





NFTアートを売るための8つの戦略|③トレンドを押さえる


作品を作るときは、トレンドを押さえるといいです。

トレンドを押さえると、購入される可能性が高くなります。


例えばOpenSea(オープンシー)を見ると、以下のような作品が人気だと分かります。


人気のデザイン

  • ドット絵
  • かわいい女の子
  • SNSアイコンで映える
  • スタイリッシュ
  • 不気味さがある
  • ゆるふわ系




またNFTアートはSNSアイコンで使われることが多いです。

だから、NFTを作成する段階で、正方形にして、色合いにはこだわるといいです。


タッチはその作者の個性が出る部分なので、無理に寄せる必要はないです。

あなたにしか作れない作品を目指しましょう。





NFTアートを売るための8つの戦略|④コンセプトを統一する


作品のコンセプトは統一しましょう。

コンセプトとは、「(作品への)一貫した考え」のことです。


売れているNFTは、1つのコンセプトのもとデザインも統一されています。


もしも、コンセプトがなく、人、食べ物、乗り物…など描くものが違って、デザインもバラバラだったらどうでしょうか?

見栄えも悪いし魅力も感じづらいですよね。



作成前に、必ずコンセプトを決めましょう。

作者の思いや作品が生まれた経緯も言語化できると理想的です。

ざっくりとしたコンセプトの例

  • 笑顔が武器の可愛い女の子
  • 地球にやってきた不思議な宇宙人
  • 悪者と戦うかっこいい戦士
  • 世界をつなぐゆるふわな動物



そのコンセプトを元にデザインを決めていきましょう。

統一感が出るようにポーズや色や描き方などデザインも事前に決めておくといいです。


作品に統一感が生まれると「集めたい!」というコレクターの心をくすぐることができます。



注意点:コンセプトあっての作品


NFTアートの世界では、作品の質以上に「作品に込めた思い」「作品が生まれたストーリー」が重視される傾向にあります。

つまり、ただ好きなように絵を描くだけではダメということです。


「あなたの思い・考え」→「コンセプトを固める」→「作品として表現(デザイン)」が正しいステップと言えます。




NFTアートを売るための8つの戦略|⑤ロードマップを作る


NFTアートにはロードマップがあるといいです。

ロードマップとは、いつまでに何をやるのか、達成したいのかを表した全体計画のことです。

  • 最終目標
  • 期限
  • 中間目標
  • 課題


このようなものを道順のように並べ、公開します。



コレクターは「作品に将来性があるのか?」を見ています。

なぜなら多くのコレクターは利益目的でNFTを購入するからです。


将来性があると判断すれば安いうちに買って、高く売って利益を狙えますよね。



もしも有名なクリエイターのNFTアートだったら、それだけで将来性はあると判断できます。


では、無名の一般人のNFTアートに将来性があるかをどう判断すればいいのか。

その1つの判断材料になるのが「ロードマップ」というわけです。



ロードマップがあるだけで、「このクリエイター色々考えてる!」と分かってもらえて、購入してもらえる可能性が上がるわけです。



もちろんロードマップは作成するだけではダメで、しっかり達成するために行動しないといけません。

しかし、ロードマップがあることでクリエイターの作品に対する熱量は間違いなく伝わります。



NFTアートを売るための8つの戦略|⑥付加価値を付ける


NFTアートに付加価値を付けるのも1つの方法です。


例えば世界的に有名なBored Ape Yacht Clubは高額なNFTですが、このNFTは会員カードの役割も果たしています。

所有者は特別なサイトにアクセスできるなど、作品に付加価値をつけているのです。


  • 購入者限定のディスコード参加券
  • セール前の購入権利
  • 非売NFTのプレゼント


このように購入者限定の特典を付けることでNFTアートに新たな価値が生まれます。




NFTアートを売るための8つの戦略|⑦価格を調整する


まずは安い価格で販売してみることがおすすめです。

最初は利益よりも実績作りをしましょう。


高額で販売していて1作品も売れていない人と、価格は安いけど100作品が完売した人だったらどちらの方が凄いでしょうか?

完売した人ですよね。


最初は利益がそれほど出ていなくても、完売したという実績があれば、また出品した時に欲しいと思う人が増えます。


さらにNFTにはロイヤリティがあります。

これは二次販売(転売)が行われて、購入されたときに、その購入額の何割かがクリエイターに支払われる仕組みです。


つまり、購入者が多いほど二次流通の可能性が上がり、ロイヤリティを得られるチャンスも増えるということです。



NFTアートを売るための8つの戦略|⑧SNS宣伝する


SNSを上手に使えるとNFTアートも売れやすくなります。これが最も重要な戦略です。


NFT販売はマーケティングが欠かせないです。

なんのお知らせもなく、しれっと出品したところで誰も見てくれません。


日頃から作品について発信をしましょう。


  • 作品制作過程
  • 作品への思い
  • 販売日時のお知らせ
  • 購入者のお知らせ&感謝
  • リプライで自分のNFTアートを紹介


無名だとしても、発信を続ければ認知してくれる人も出てきますし、誰かが購入したとわかれば作品やクリエイターへの安心感も生まれます。



また、英語でも発信をすることで市場が世界に広がります。

NFTは他の分野と違い国境が関係ありません。だから、海外の人へのアプローチもしましょう。



以上が、NFT販売戦略です。

正直、僕は戦略ゼロで出品をしてました。そりゃ売れるわけないですよね。


まつ
僕と同じ失敗をしないように!





NFTアート作成にあたって大事なこと


NFTを作成するにあたって大事になることをまとめました。

大事なこと

  1. 購入者の心理を理解しよう
  2. すきま時間でやるには厳しい
  3. 用語を覚えておこう


順番に解説していきます。



NFTアート作成にあたって大事なこと|①購入者の心理を理解しよう


1つ目が購入者(コレクター)の心理を理解することです。

作る側になると、ついつい購入者の心理を無視してしまうことがよくあります。


アイスを食べたいのに、「これおいしいから」ってこってりラーメンを出されたら「それいらねぇよ」ってなりますよね。

売買が行われる以上、購入者の心理は無視できないのです。



NFTアートにおける購入者の心理がこちら。

  • 投資対象として価値があるのか(価値が上がるか)
  • デザインが好みか
  • 集めたいと思うか
  • 周りに自慢できるか
  • 作者は信用できるか
  • 作品に対する熱い思いはあるのか
  • アイコンとして使えるか


これらが挙げられます。 


多くのNFTコレクターは投資(利益)目的で購入する側面が強いです。

その判断軸として他の項目があります。


だからこれらの購入者の心理に応え、安心させられるような作品作りや発信を心がけましょう。



NFTアート作成にあたって大事なこと|②すきま時間でやるのは厳しい


2つ目が、すきま時間でやるのは厳しいということです



NFTは時間がかかります。

これは作品作りもだし、SNSなどでの情報発信、出品~購入までの設定、コミュニティの運営、その後の規模拡大なども含まれます。


とてもすきま時間でできるようなことではないです。

経験としてNFT作品を作って販売してみたいならOKですが、NFT界隈で有名になるレベルまで頑張りたいとなると、かなり大変です。


少なくても1人じゃ厳しいでしょう。

チームを組んでやっている人もいるので、仲間を集めてチャレンジしてみる価値はあります。



NFTアート作成にあたって大事なこと|③ルールや用語を覚えておこう


3つ目が、ルールや用語を覚えrということです。


NFTアートを始めるとなると、NFTアートのルールや用語を覚えないといけません。

最初はわからないことだらけで焦るかもしれませんが、数日で慣れます。


例えばNFTで使われる用語だと…


  • エアドロップ
  • フロア価格
  • ミント
  • オファー
  • リスト


こういったものがあります。


早めに覚えて、NFTの世界に慣れましょう。

慣れれば情報発信もしやすくなるし、興味を持ってくれた人とのやり取りもスムーズになります。



NFT出品までの流れ


NFTアートを出品するまでの流れがこちらです。

NFTアート出品までの手順

  1. 取引所口座開設
  2. イーサリアムの購入
  3. ウォレットを作る
  4. ウォレットにイーサリアムを送金
  5. 作品を作る
  6. マーケットプレイスに登録
  7. 作品を販売



詳しくはこちらの記事にまとめてあるので参考にしてください。

参考【販売したい人向け】NFTの始め方をかんたん7ステップで徹底解説

続きを見る



販売する側であっても仮想通貨やウォレットの準備は必要です。

まだ準備ができていない人は、先にやっておきましょう。



まとめ:作品力だけではNG


さて今回は、「初心者がNFTアートを売るための8つの戦略」を解説しました。

8つの戦略

  1. イーサリアムチェーンで出品する
  2. 自分に合ったマーケットプレイスを選択する
  3. トレンドを押さえる
  4. コンセプトを統一する
  5. ロードマップを作る
  6. 付加価値を付ける
  7. 価格を調整する
  8. SNS宣伝する


これが8つの戦略です。


NFTは作品も大事ですが、それだけではだめです。

戦略を練って「売り込む努力」が欠かせません。


ぜひ、この記事を参考にNFTにチャレンジしてみてください!!

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